【ママチャリ】ハンドルまわりの調整について解説【上体の疲れ軽減】
こんにちは。前回の記事でサドルについて解説しましたが、今回はハンドル編です。
一般的なママチャリのハンドル周りはハンドルの高さ、角度、ブレーキレバーの角度で調整します。
「乗車時に肘が軽く曲がる程度」が適正なポジションですが、ことハンドルの角度は個人的な好みが九割です。ポジション調整全般に言えることですが、何度か乗ってみての試行錯誤が必要になります。
目次
必要な工具
今回の作業では六角レンチが必須となります。
自転車いじりでは多くの部位で必要になりますのでワンセット揃えておくと便利です。
こちらがお勧めの製品となります。
低価格で多種類、使いやすいボールポイント付きです。
ハンドル高さ調整
ハンドルの高さを変えるには、写真真ん中の6mm六角穴付きボルトを緩めることでステム(ハンドルポストとも呼ばれる)の固定を解除する必要があります。
※完全には外さないこと※
緩めるとこのように頭が飛び出てきますので、ハンマーで叩いてひっこめます。
これで固定が解除されるので、高さを調整できます。
位置を決めたらボルトをしっかりと締めなおして完成です。
ハンドル角度調整
ハンドルの角度を調整するにはハンドル前方下部の6mm六角穴付きボルトを緩めます。
こちらも完全に外す必要はありませんし、好みの角度に調整が終わったらしっかり締めなおすだけです。
ブレーキレバー角度調整
ブレーキレバーは種類によって場所やサイズにばらつきがありますが、おおむねハンドルを締め付けるような位置にあります。
サイズは多くの場合5mm六角穴付きボルトか+溝付き10mm六角ボルトです。
これも一度緩めて角度調整し、しっかりと締めなおしましょう。
角度は一番握りやすい位置…つまりは個人の好みです。
総括
ハンドル周りはサドルに比べて調整の重要度は低いですが、長距離走行などで疲れを軽減したい場合は非常に有効な手段となります。
自分に合ったポジションで快適な走行を実現しましょう。
サドルの調整について未読の方は是非そちらもご確認ください。